2008/11/09<ようやる> [出来事]
前々からエンジンオイルを換えようと思いつつ、時間が経ってしまっていました。諸般の事情でオイルだけ随分前に買っていましたが。
一応、前にディーラーへ持ち込んでみたのですが、「ダメ」と受け付けてもらえず、その後「街のオイル交換屋に行かなきゃな」と思いつつ時間だけが過ぎてしまいました。
で、ようやく街のオイル交換屋に行きました。
どうやら車が車だけに特殊なつくりになっているようで、随分手間取りました。普通は15分かそこいらで終わるのに、1時間待たされて。挙句、今ひとつうまくいかなかったようで、「念の為、月曜日にまた来て」だと。
「まぁ大丈夫でしょ」と思いつつ車を暫く運転していると、突如、「オイル不足」のランプが点灯…。
もう一度同じ店に行って見てもらったのですが、「特殊な工具がないとダメなので、やっぱり月曜日に来て」と。
そんなに待ってられるかいな、とその足でディーラーへ行きました。エンジンオイルが不足してるってことはエンジンに大きなダメージを与えかねないので。
結果、点検だの何だので随分お金がかかってしまいましたが、一通り見てもらって無事を確認しました。
ちなみに、オイル交換屋で換えてもらったオイルは、きれいさっぱり捨てられてしまいました…。
出費が続く今日この頃です。
と言うのも、つい先日、衝動的にミニPCを買ってしまって…。$450で買えるなら安いもんだ、と。
オイル交換に半日、それ以外はPCのセッティングに費やしていました。
で、PCセッティングにかまけて気がつけば深夜1時。
突然、部屋の扉をノックする音が。少し控えめながらも、確実に…。
当然と言うか何と言うか、「え?」って感じで。恐る恐る魚眼レンズで外を確認すると、見かけたことのある日本人の奥さん。
日本人がこの時間にノックするってことは、まぁ十中八九トラブル。とりあえず、派手な物音はしなかった(はず)ということで、銃撃の類ではなさそう。そんなことを考えつつ、扉を開けてみました。(これはこれで良かったのか、との思いもありますが。)
事情を聞いてみると、どうやらインロックをやってしまった模様。「普通、鍵は持って出るでしょ」とか思いつつ応対。そういや、ウチの扉ってそんなこともできたな、とも思いました。
管理会社の連絡先を聞かれたのですが、これは分からず。さすがに、と言うか当然ながら困った様子。話を聞きながら考えをめぐらせていて、ふと、以前会社の人が同じケースで鍵屋か何かに頼んだことがあったなぁ、と思い出しました。
「ネットで調べるので共有スペースのソファーで待っててください」と伝えて、めぼしいものをチェック。と言っても、思い当たる節はなく、とりあえず、key、Chicago、emergencyで検索してみて、それっぽいものを発見。PCとケータイを持って外へ出ました。
…とそこに、夫婦揃って登場。管理事務所と連絡が取れたとか。
「それは良かった。でも、確実に来るかどうか分からないので(そういう国だし)、何かあったら声をかけてください」と伝えておきました。
しかし、この夫婦、よくやると言うか何と言うか。
以前何度か顔を合わしたことがあったので、
「よく私(=日本人)が住んでいるところと分かりましたね」
とたずねたら、
「いえ、そうじゃなくて、片っ端からノックしました」
だって…。
ようやる…。普通、日本でも夜中の1時に近所をノックしては回らないでしょうに。海外でよくそんなことをやるなぁ、と呆れるのを通り越して感心しました。
いや、まぁ、切羽詰ってたのでしょうし、気持ちは分かるのですが。
私の住んでいるエリアは日本人が暮らしやすいこともあって、ややもすると‘日本ではない’ということを忘れそうになるみたいです。私の生活形態ばあまり一般的ではないのでよく分かりませんが、会社の人の話からすると、企業駐在員のご夫人(所謂‘駐妻:チューヅマ’)に多い傾向だそうで。
「この人たち大丈夫かなぁ」等、全般的にツッコミどころの多そうなご夫婦(たぶん同世代)ですが、がんばって生き延びていただきたいもんです。
そういや、最近の駐妻ネットワークの話題によれば、景気の悪化を反映してか、スーパーの駐車場で拳銃強盗にあったアジア人がいるそうです。ホントかどうかは分かりませんが。(事実であれば領事館のメルマガで知らされるはずなので。)
都市部よりもグッと安全とは言え、時節柄、そろそろ気をつけておかないといけないんだろうな、ってところです。
ホテルやドラマなんかでは結構見かけるけど、実際にあるのね。
突込みどころの多そうな夫婦って面白い。
日本でも治安は悪くなってますよ。
気をつけてね~。
by nonbiri-tokotoko (2008-11-10 21:08)